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YouTubeの動画制作
鳴滝真吾さん

株式会社CAST 鳴滝 真吾さん 青森県田子町出身。大学時代に都内で音楽活動を行いながら、レコーディングエンジニアとしてスタジオ業界に踏み込む。映像制作に興味を持ち、個人事業主を経て株式会社CASTを設立。
子育て環境を含めたワークライフバランスや新事業開始のため、2022年9月に家族で多古町へ移住。
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きっかけは“多古町の移住ポスター”

なぜ、多古町に移住しようと思ったのですか?

多古町に移住する前は、千葉県内でも都心に近い街に住んでいたんです。子どもが成長するうちに“自然環境が豊かな場所で暮らしたい”とい う気持ちが年々高まっていました。その気持ちが抑えられなくなって、妻に田舎に移住をしたい と相談したんです。そうしたら妻も「田舎に 住みたい」と言ってくれて、本格的に移住先を探し始めました。

私も妻もネット環境さえあればできる仕事なので、場所は特定せずに、自然環境が豊かな場所を求めて、いろいろな地域を見て回りました。

そのなかで、妻の実家があり、当時も住んでいた千葉県内で移住先を探そうと決めたときに、京成電車の中吊り広告にあった“多古町の移住ポ スター”を思い出したんです。

それまで多古町のことは良く知らなかったので、何回も多古町に行き、町の方と触れ合うなかで、仕事や子育てをする上で私たち家族が求めている“町”だと思うようになり、多古町に移住を決意しました。

鳴滝真吾さん

常にチャレンジ 田舎でも起業ができる

現在は多古町でどのようなお仕事をしていますか?

YouTubeの動画制作を請け負ったり、動画編集や制作のフリーランス育成を行なっている株式会社CASTを移住前から経営をしていたので、その運営をしています。

基本的にはオンラインで行えますが、月に1回は都内で打合せがあります。都心まで最短60分で行ける多古町は便利な町だなと思います。

この他にもYouTuberとして活動していて、多古町に移住してからの出会いや活動を「田舎でイチから起業ができるのか?」という題材で、情報発信をしています。こういった動画をとおして “田舎への移住”を考えている人たちの参考になればいいなと思っています。

私は常に新しいことにチャレンジする気持ちでいるので、多古町に住みながら、田舎でしかできないことに積極的に取り組んでいき、今後も情報発信をしていきたいです。

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YouTubeの動画制作YouTubeの動画制作:キーボード

『たこみん FM』- 多古町の新しいコミュニティの場 を作りたい

今後、多古町でやりたいことはありますか?

「田舎でイチから起業ができるのか?」の実験プロジェクトとして「たこみん FM」というコミュニティラジオを多古町の起業支援金を活用して開設する予定です。

私は地域のコミュニティに入ろうと地域活動に積極的に参加していましたが、移住する方のなかには地域コミュニティに入れないなどの理由で移住を断念してしまう方もいると思います。

私は多古町が移住に寛容で、町の方も優しいと感じていますが、それを移住者に伝えられるように多古町での生活や移住者支援の情報などを「たこみん FM」で発信していきたいと考えています。また、町民と移住者をつなぐ新しい地域コミュニティのプラットフォームとして機能したらいいなと思います。

現在は、ラジオ局開設のために早速、空きテナントを借りたので、スタジオ作りに日々奮闘中です。

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作業風景鳴滝真吾さん

何よりも人が“あたたかい”まち

最後に、多古町に移住してよかったことはなんですか?

多古町の子育て支援や起業支援金は私たちの“家族スタイル”にぴったりだったので助かりました。とてもいい制度だと思います。

でも、多古町に移住してきて、一番良かったことは、町民の皆さんがとても親切で人が“あたたかい”ことです。

田舎に住みたいと行動に移しましたが、移住する前は“田舎は、外から来た人に対して閉鎖的”というイメージを持っていました。

でも、多古町はそんなイメージとは真逆だったんです。

移住前に町のイベントに参加したり、移住相談をしたときも、皆が親切で“この町は外から来た人にも優しい町”だなと思いました。

移住後も、近所の方々には野菜を頂いたりして気にかけていただいていますし、子どもたちも転校して、新しい友達ができるか不安だったと思いますが、すぐに友達もできて学校に行くのを楽しみにしています。

これからも、家族の時間と仕事の時間を大切に“ワークライフバランス”を取りながら“のんびり田舎暮らし”を満喫していきたいと思います。多古町に移住して本当に良かったです。

鳴滝真吾さん一家